つくりばなし
投稿者:りな
2011/10/10(月) 2:32:29 No.7342
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第五章[contact]
後ろに立つ男の姿は見えないが、最初遠慮がちに指先を押し付けるような感じだったのが、ユメが抵抗せず下を向いているので今はしっかり尻を撫ではじめている
でもいつまで経ってもそれ以上進展はない。ただ撫でているだけだった。スカートの中へ移動はないし、胸も触って来ない。ユメは肩すかしを食らったような気持ちで電車を降りた
〈まあ、そうよね。そんな大胆に触れないわよね。犯罪だもん〉
ユメはすっかりしらけた気持ちになった。もう今日で漫喫通いも最後にしよう
2時間ほど漫画喫茶にいて、ユメはまた帰りの電車に乗った。〈漫画の単行本読破しちゃったわ。これでもうここに来ることもないわね〉そんなことを思いながらホームで電車を待っていたとき、お尻に何か当たるのを感じた。人の指だ。後ろに並んでいる人が触っているのだろうか?もしかしてさっきの…
同じ痴漢かどうかはわからない。しかし痴漢であることに間違いはなさそうだ。 電車が来てユメがこれ見よがしにドア前に立つと、後ろの人もピッタリ後を付けてくる。混んでいて、身体が密着した。 男はためらわずにいきなり尻を撫ではじめた 〈これがさっきの痴漢なら撫でるだけで終わりね〉とユメは思っていた
しかしそうではないことをすぐにユメは悟った。「さっきのお姉さんでしょ?」と撫でてる男が後ろからボソッと呟いたのだ。やっぱりさっき尻を撫でた男のようだ。 ユメのドキドキがまたもや止まらなくなった。呟いたあと男はスカートの中に手をいれ、太ももを撫で回してからパンティの上から秘部の辺りを指でなぞりはじめた
痴漢の常習犯だろうか、触り方に最初に感じたようなためらいはもうない。ただ尻を撫でていた行きの電車とは大違いだ
形だけ抵抗したあとは、男のやりたいようにさせた。久しぶりに一番感じる部分に男の指がある。 ユメの下着は瞬く間に濡れて、指が動くたびに音を立てるようになっていた
もう片方の手はノーブラの乳房もシャツの中で鷲掴みにしていて「もうぬるぬるだよ、お姉さん」と、また男がボソッと言った。抑揚のない呟き方だった
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