設定、遠距離恋愛の恋人同士
投稿者:AKI安希
2012/7/11(水) 14:46:34 No.7674
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ちょっとした甘えに応えてもらえず、 むくれ気味で私は待ち合わせ場所に居た。
気分屋の自分が勝手にむくれている。
客観視してわかっていることだが、 妙に素直になれない。
遠距離恋愛。
やっと会える機会がうれしくないはずはないのに。
そしてせっかくの時間を、 楽しいものにしたい気持ちは強いはずなのに。
「……いつもと違うよな、おまえ? なんかあったか?」
開口一番、カレは尋ねた。
「…久しぶりでちょっと緊張してるかもね」
やはり声にトゲが。
それを聞いて しばし思案顔でこちらを見ていたカレが、 突如私の手を引いて足早に歩き出した。
「なっ…なに?」
連れ込まれたのは、 車椅子を使う人でも楽に使用可能な広めの、清潔な御手洗い。
勢いよく放り込まれてよろめきながら振り向くと、 カレが後ろ手に鍵をかけるところだった。
「な…んでこんな所…?」
「何をスネてるのか知らないけど、こうすれば素直でカワイイとろんとした安希になるだろ?」
言い終わるやいなや、深いキス。
あっさりブラのホックをはずされ、サマーニットの裾からカレの手が侵入、膨らみを揉む。
抗議のしようとしてもくぐもった声しか出せない。
そうこうしているうちにスカートがたくしあげられ、ショーツの上から割れ目に指が這う。
「……ふ…っ」
あまりの久しぶりの感覚に身体が跳ねる。
クチュッ
「っ/////」
「欲求不満だったか」
「ちが…っ」
違わないのが恥ずかしすぎる。
「放っといたもんな俺。まぁ…浮気はしなかったみたいだから、今日は不満全部吹っ飛ぶように激しくしてあげるよ」
「ちょっ待…っ! ここでするの?」
「ん〜? 1回イカせる」
下着の横から指が割り込んで 少し腫れた部分を撫でる。
あやうく出そうになった声を、私はあわてて片手で口を塞いで止めた。
「めっちゃ敏感になってんじゃん」
ふるふる首を横に振る。
「目ぇウルウルで膝ガクガクで、感じてないって言うのか?」
違う……。
やさしく強く突起を擦られて…もう無理だって合図…!
「んんんっ」
痙攣の後の脱力。
膝から崩れ落ちそうなところをカレに支えてもらい、 洗面台にわずかに腰をかける。
顔を上向かせられ、見下ろすカレと目が合うと、 恥ずかしさに思わず視線をそらした。
「よし、エロカワイイ顔になった」
……この人には勝てない……。
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