妄想
投稿者:せな
2018/8/7(火) 18:47:09 No.9666
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主人の転勤についていくことになって、スーパーのパートを辞めることになりました。 最終日、仕事が終わった後、手続きの為に事務所に行きました。事務所は隣の建物の中にあります。 いつもはスーパーに直接出勤してたので、ちょっと緊張しながらノックすると、店長が待っていました。
「ああ、杉野さん、今日まででしたよね、お疲れさまでした。書類を準備するので座って待っていてください」 そう言われたので奥のソファーに座って待っていると、店長が書類とアイスコーヒーを注いで持ってきてくれました。
「じゃあ、ここに署名してもらって、こことここにハンコ押してください。」 「はい。」 「杉野さんすごく仕事できるから辞められるのはほんとに惜しいですよ、お客さんにも人気あったし、特に男性に」 「そんなことないですよ。でも、他のパートさんたちもすごくいい人ばかりで働きやすかったので、私としても残念です」 「ご主人の転勤について行かれるんでしょ?それなら仕方ないなぁ。でも、こんなきれいな人がついてきてくれるなんて、ご主人羨ましいなぁ」 「…。」店長はこんな感じだから、少し苦手…。 何と言っていいか分からなくて、アイスコーヒーに口をつける。 「あっ、そう言えば、制服は洗ってすぐ持ってきますね」
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