コインランドリー
投稿者:ひでき
2009/6/21(日) 15:36:30 No.2156
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1人暮らしをしている女性、杏奈。 梅雨の時期は洗濯物が乾き難く、部屋干しは避けたいと思い杏奈はコインランドリーに行った。 夜遅くまで営業をしているコインランドリーに数日分の洗濯物を一気に洗った。 洗い終わるまで暫く椅子に座りながら雑誌を読んで時間を潰す杏奈。 すると1人の中年男性がやって来て、特に何をするのでも無く少し離れた所に座った。 杏奈は中年男性と雑誌を交互にチラチラと不信そうに見ている。 杏奈の洗濯機が止まり、乾燥機へ移し再び暫く座って待つ。 5分程、時間が経過した時、中年男性が立ち上がり、杏奈の洗濯物の入る乾燥機の扉をまるで自分の様に開いた。 (え!?な、何をしてるの?それ私の…) 今、此処で使われているのは杏奈の乾燥機のみで、他の人の衣類は一つも無い。 どう考えても間違いとかの次元では無かった。 乾燥機の扉を開くと、さっきまでの煩い音が止まり室内は静まり返る。 控えめな性格の杏奈は中年男性へ声を掛ける事を躊躇してしまう。 雑誌を読む振りをしては男性の行動を監視する。 男性は乾燥機の中からネットを取り出し、その中から下着類を物色し始めた。 杏奈は手にしていた雑誌を床に落とし男性へ自分の存在をアピールしてみた。 男性はネットから取り出した杏奈のブラジャーを手にしながら後ろを振り向いた。 『ん?これってアンタのかい?』 「は、はい…私の何ですけど……」 男性は手に持っているブラジャーのサイズタグを見て、杏奈の胸を凝視する。 『嘘付くなよな。アンタどう見たってDカップなんか無いだろ?』 杏奈は顔を赤くして何故か黙ってしまった。 確かに間違い無く男性の手にしている下着は自分の物だ。 しかし杏奈は見栄を張ってワンサイズ大きなブラジャーをしていたのだった。 男性は杏奈を無視し再びネットへ手を入れ、今度はショーツを取り出した。 白いショーツを頭の上に掲げマジマジと見ている。 ショーツを裏返しクロッチ部分の臭いを嗅ぎ出す。 『チッ…匂いが消えちまってらぁ!しかしこの残ったスジ色が溜まらないな…・・・』 目の前で幾ら洗濯を終えたとは言え、自分のショーツの臭いを嗅がれるのに我慢出来なくなった杏奈は 「や、止めて下さいッ!!」 『あーー?何だって??』 「止めて下さいって言ったんです!それは私のです。だから止めて下さい!!」 男性は杏奈の言葉を無視し、次々とネットの中から下着を抜き出す。 杏奈は男性に歩み寄り、ネットと下着を奪い取った。 「警察に言いますよ?こんな事して」 すると男性は杏奈の胸に手を伸ばしてきた。 不意を突かれた杏奈はTシャツの上から胸を揉まれてしまった。 一瞬の出来事に怯んだ杏奈は一歩足を後退させ手で胸を覆い隠した。 「な、何をするんですか!」 『やっぱ少し小さいな。これはアンタのじゃない!』 「此処には監視カメラだってあるんですよ?ほら、あそこに」 『何処よ?』 「だからあそこですって!」 杏奈は男性に背を向け、背後上部に添え付けてある監視カメラを指差した。 すると背後から杏奈は身体を押さえ込まれた。 「ちょ、ちょっとッ・・な、なにを!?は、離してッ!離してってばッ…」 男性は杏奈の身体を押さえ込み、乾燥機の前まで杏奈を引きずる。
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