妄想
投稿者:四葉
2010/2/7(日) 18:11:11 No.3091
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何気なく散歩をしていると以前、俺が住んで居たアパートを発見した。 『へぇ、此処ってまだ残ってたんだ〜何か懐かしな』 『今って誰か住んでんのかな?』 昔、自分が暮らしていた部屋にはどんな人物が住んで居るのか気になった俺はポストが設置してある一階フロアに向かった。 『確か〜301だったよな。お!?ちゃんと住んでるじゃん!』 『後藤さんか〜♪男か?それとも女??』 住んで居る人の名を知ってしまうと今度は男女の判別をしたくなった俺はポストの中にある郵便物の氏名を見ようと隙間を覗き込んだ。 『くっそぉ、全然見えねーッ!』 夢中になって中を覗き込んでいると俺の背後から女性が声を掛けて来た。 「あの…家に何か?」 予期せぬ呼び掛けに俺は驚き後ろを振り向くと、そこには可愛らしい20前後の女性が立って居た。 『え、いや…チラシを配ってた所で……』 俺が咄嗟に出してしまった言葉に女性は怪しんだ目で俺を睨み返す。 「何のチラシですか?」 当然、俺がチラシなんか持っている筈も無く、俺からこの場を逃げ去ろうとすると余計に怪しまれてしまう。 何とかして女性の方から去らそうと俺は考えた。 『実を言うと新聞なんですが…』 大抵の人が、避けたくなる勧誘を口にした。 「新聞?ごめんなさい、これから仕事なんでまた今度にして貰えます?」 女性はそう言い、俺から逃げる様に早足でこの場を去って行った。 『ふぅ……危かったぁ…それにしても可愛い子だったなぁ』 『俺が住んで居た所にあんな可愛い子が…♪』 『そう言えば〜此処のスペアキーってまだ持ってたよな…』 俺はキーケースを開き、ジャラジャラと数ある鍵を広げた。 『お、あったあった。これこれ♪』 此処を引っ越す時にマスターキーは返却したが、その時に作ったスペアキーを所持したままだった。 『……………まさかな!普通、鍵は変えるよな』 本来、家を引払うと鍵は返却、そして変更するだろう。 が、そこで俺はもしかしたらと疑念を抱いた。 半信半疑で3階へ向かい、自分が住んで居た1号室の前で立ち止まった。 周囲を見渡し、鍵穴へ所持していたスペアキーを刺し込んだ。 そして捻ると、ガチャ・・・・・。 『嘘だろ…マジで!?』 静かにドアノブを捻ると、驚く事に扉が開いたのだった。 恐る恐る扉の隙間から中を覗くと、玄関には一足の靴も見当たらなかった。 俺は再度、周囲を見渡し思わず家の中に足を踏み入れてしまった。 『ヤッベぇ…入っちゃったよ!どうしよ……』 先程、偶然にも顔を合わせてしまった女性が住んで居る家に、俺は不法侵入と呼ぶ罪を犯してしまった。 俺の鼓動は早まり、心臓がバクバクと音を立てる。 しかし、これは罪の意識から来た物では無く、完全なる興奮から来る物だった。 1Rの部屋は玄関からでも見渡せた。 そして、俺の目線は室内に干されている女性の洗濯物に向けられた。 玄関に立つ俺は扉の鍵を閉め、靴を脱ぎ中へ入った。 歩く俺は自分の住んで居た部屋の懐かしさなど微塵にも感じる事なく、干されている洗濯物へ一直線に足を運んだ。 『あの子のパンティーだ♪』 吊るされているピンク色のショーツに触れると洗ったばかりだったらしく、濡れていた。 『他にはどんなパンティー履いてるんだろ?』 俺はベッドの真下に並べ置いてある籠に気付き、それを引っ張り出した。 すると、籠の中には小さく丸められている女性の下着を発見した。 黒や赤など色の濃い下着は一切無く、春を思わせる下着ばかり納まっていた。 丸めてある下着を広げてみては鼻を近付け臭いを嗅ぐ。 『顔と一緒で可愛いパンティ履いてるんだな♪』 中には洗って落ち切れていない染みの残るショーツもあった。 『ああ…此処にあの子のアソコが……』 そんな事を考えていると自然と鼻息も荒くなってしまう。 ブラジャーを手に取り、サイズをみてみた。 『A70…Aカップかぁ……胸まで可愛いだ♪』 拳を作った手をカップの内側へ押し込み、外側から手を沿え揉む仕草をしてみる。 『ああ…堪らない。どんな乳首してるんだ?アソコはどんなんだよーッ!気になるぅ』 そして俺は、女性のショーツを握り締めながら硬くさせてしまったモノを鎮める為に扱いた。 ベッドに横たわり、枕に残る匂いを嗅ぎながら射精に逝きついた。 勿論、握り締めたショーツに吐き出し、拭き取った。 自分好みの可愛い女性が1人で暮らす部屋での自慰行為は最高に興奮した。 俺はこの日を境に女性が出勤するのを見計らい、数日間女性の家に足を運んでは下着を物色し自慰行為を済ましていた。 だが、一度たりとも女性が脱ぎ終えた下着を見る事が無かった。 何故なら女性が朝に洗濯をしてしまい、俺が来た頃には全て洗ってしまうからだった。
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