もうそう
投稿者:dida
2010/2/8(月) 20:19:51 No.3098
|
[pcj7b1WVDmsSg] |
館内の照明が落ち、予告がはじまった。
大切な人がいるのに、元彼と関係をもってしまった私を許してくれて嬉しかった。 もう、二度としないから。篤郎さんだけのものになると誓ったけど・・・ その代わり私はなにも拒めない。 篤郎さんの言うことはすべて。
言いつけを守って下着は上下身につけていない。 普段いくことのない映画に誘われた時点で察しはついていたけど。
篤郎さんのごつごつした手がお腹に伸びてきて、徐々に上がって胸を覆っていく。 服の上からちょうど先端のあたりに指先があたっていて小刻みに擦りはじめて、
「いやっ・・・」 思わず言ってしまったけど、なんだか部屋でされるときより気持ちが昂ぶってる。 (私、そとを楽しんでるの?) 一瞬そんな考えがよぎったけど、そうじゃない。 こんな場所で緊張しているから・・・ 自分であたまのなかを整理した。
セーターとインナーを首元までズリ上げられお腹が冷んやりする。
「恥ずかしいか・・」
「・・・・・・」 私は黙ったまま頷いた。
映像をぼんやり見ながら音響がBGMのようにしか聞こえてこない。 映画になんか集中できるはずなかった。
いつまでこんな格好でいればいいの。 せめて、私をかまって・・・ 彼の顔をじっと見つめることしかできない私を、映画を見たままそしらぬフリをしている。 私が堪らずセーターを下げると、
「だれが服なおしていいって言った。」 彼の冷たい声が聞こえて、また胸を肌蹴させられてしまった。
膝に手が伸びてきて、おもわず脚に力がはいってしまう。 放置されていることを思うと少しほっとしたんだけど、 その手は脚を開けようとして私は抵抗する。
「力抜けよ・・」
「・・・・・・」 うつむいたまま、篤郎さんに従った。
彼は私の脚をひじかけに乗せてM字に大きく開けさせ、 スカートは腰のあたりまで捲れていて、 時折スクリーンに照らされる私はたえがたい格好にされている。
(映画館でこんな格好してるなんて、変態だよ・・・) だけど酷いことをしてしまったんだから誠意を見せなきゃ。私はじっと我慢した。
彼の手が膝からゆっくり私のほうにのぼってくる。 内腿からのびてきた指先がしのびよってきて、思わず背筋が硬直した。
指先は、わたしの陰部の下から上へ。また上から下へと這っていく。 ピチャッ ピチャッ っと音がして私はハッとした。 いつもより濡れていることに。
(私、こんな変態みたいなマネして感じてるの?) 今まで篤郎さんに弄られたことなんて数え切れない。 でも今日は、いつもと違う芯からウズくようなカラダの悲鳴を感じている。
彼のために我慢してるの、楽しんでなんかいない。そう自分に言い聞かせた。
篤郎さんもわたしの溢れかたに気がついたのか、 「なんだよコレ おまえ本当はこんなことされて嬉しいんだろ・・」
弄っていた指を顔に近づけ意地悪くいってくる。 その指は、わたしの体液できらきら濡れて光っていた。
「ちがうっ 篤郎さんのために我慢してるの・・・ よろこんでなんかない・・・」
「本当か こんなに指よごれてるぞ・・ 綺麗にしろよ・・」
(エッ どうゆうこと・・・) 指がわたしの口にあてられてやっと理解できた私は、彼の視線をひしひしと感じながら汚れた指に吸いついた。
篤郎さんがどんどんエスカレートしていくのが怖く感じた。 こんなことをして、濃く充血している秘部から恥ずかしい蜜がさらに垂たれていく。 そんな自分もこわかった。
|