妄想
投稿者:四葉
2010/4/11(日) 17:54:58 No.3157
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景気のせいで、今年に採用された社員は俺1人だけだった。 当然、新人の俺を手取り足取り指導してくれる先輩が居るのだが、この先輩と言うのがやたらと意地の悪い女だった。 30歳前後だろうか、事有る事にグチグチと嫌味を言ってくる。 何かあると直ぐに怒鳴ってくる。 そんなのをこの一週間も言われ聞いていると流石に俺の心境は穏かでは無かった。 「菊地君!このファイルを書庫に運んでおいてくれる?」 『ぜ、全部ですか!?』 「そうよ、ぜ〜んぶ!ほら、ボーっとしてると時間無くなるわよ?」 「あと1時間で定刻だからね!」 『1時間でこれ全部……』 「だったら急ぐ!今、残業なんて出来ないんだからね!!」 女性とは言え先輩、多少の事はガマン、ガマンと自分に言い聞かせファイルを運び出した。 分厚く重いファイルを一度に運べるのは限られる。 書庫まで何往復かした所で時計を見ると定刻の17時を過ぎていた。 『えーーーッ、もうこんな時間かよ…終わらないっつ〜のッ!!』 ガックリ肩を落としていると部屋の陰に台車が置いてあった。 『おお!良い物があんじゃ〜ん。もっと早く見付けてりゃな』 早速、俺は台車を走らせファイルを運び出した。 そして台車を使い、全てのファイルをこの書庫へ運び終えた。 『ふぅ…やっと終わったぁ!ったくあの女ぁぁぁ』 「あの女って私の事かしら?」 俺の背後から声がして振り向くと、睨みを効かせた先輩が立っていた。 『え、あ、、いや……』 「別にアナタにどう思われようが構わないけど…それより菊地君」 先輩は俺の傍にあった台車に視線を向けた。 「誰が台車使って運んで良いって言った?」 『え〜〜っと、これ使った方が断然早いっすよね?』 「戻しなさい!!」 『はい?』 「運んだ物全て戻して運びなおしなさい!」 『ちょ、ちょっと何を言ってんすか?』 「一から手で運びなさい!」 この理解に悩む先輩の指示に俺の理性が吹っ飛んだ。 先輩が背にしていた扉を力一杯閉め、先輩の首根っこを掴んだ。 「な、何を……!?」 『毎日、毎日アンタなんなんだ?何か俺に恨みでもあるの?』 先輩を掴む手に力が入る。 「は、離しなさいッ」 俺は先輩の着ているブラウスに手を掛け、ブチブチブチっとボタンを弾け飛ばせ引き千切った。 白いブラジャーが晒され、先輩は慌てて腕で胸を覆い隠した。 「き、菊池君っ。な、何をするの!」 『アンタに人の扱い方って奴を教えてやるよ…』 「何を言って…」 先輩の腕を後ろの壁に押さえ付け、隠そうとしていた胸を露にさせた。 『へ〜、先輩って意外と大きかったんだ…』 「や、止めなさい菊池君!離しなさいッ」 俺は少し腰を屈ませ、先輩の胸の高さに頭を下げ間近で直視した。 俺に押さえ込まれている手に力を込め、振り解こうとしてくる先輩。 そして一瞬、俺の力が弛んだ瞬間に先輩は俺の手を振り解き逃げ出した。 しかし、足元に散らばっていたファイルに足を取られ転倒してしまった。 「あっ……」 それでも必死に俺から逃れようと這い蹲る先輩の後ろからブラジャーの肩紐を掴んだ。 ブラジャーの肩紐が伸びる位に引っ張り上げ、先輩を引き摺る。 引き摺ると、胸を覆い隠していたブラジャーが捲くれ上がり乳房を露出してしまった。 しかし、先輩は乳房が露になっている事など一切気にせず懸命に逃れようとしていた。 引き摺りながら俺は先輩の体を台車の上に乗せようと試みた。 上半身が丁度収まる台の上に仰向けにさせた先輩を乗せる。 そして、山済みになっていたファイルの上にビニール紐が置いてあったのに気付き手を伸ばした。 手にしたビニール紐を持ち、台車の上に乗った先輩の上に大きく跨った。 先輩の暴れる片手を押さえ付け、台車の金属で出来た || 部分の手摺りに手首を縛り付けた。 「ヤメテッ!菊池君ヤメテッ!!」 『ヤメテ?ヤメテ下さいだろ?』 俺は先輩のもう片方の手首も同様に||の手摺りにビニール紐を巻き付け縛り付けた。 「ヤ、ヤメテ…………下さい……」 この時既に先輩の両手は台車の手摺りに縛り付けられ自由を失った。 俺は先輩の言葉を無視し、伸ばす両足に体を移動させた。
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