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【じだのひとりエッチの妄想】
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投稿者:じだ 2010/7/6(火) 1:51:06 No.3249 [pcjj9NsqvpOwE]


街灯の明かりに照らされた6車線の大通りが静まり返っていた。
どこまでも続く、歩道に沿って生い茂る銀杏並木。
イチョウの木を琥珀色にライトアップしていた照明も、この時間はもう消されていた。
日中は時間に追われ、忙しないサラリーマンやOLたちのごった返すこの街が、今はまばらに通るタクシーのライトがやけに眩しく感じるだけだった。

コツッ…  コツッ…  コツッ…  コツッ…
ヒールの高いサンダルの足音が、ビルの壁に響いてとても淫靡な音色にきこえていた。
淡いブルーのワンピースの裾がひらひらと揺れうごく。
ひき締まった膝から美しいふくらはぎのカーブをへて、細い足首。艶のある、しなやかな脚を覗かせている。
岳雄はじっとその脚を眺めていた。

「……なに? 沙奈のあたらしいサンダル、似合わないかな…」

「似合ってるよ……。」

静寂した街を、言葉少なに歩いているふたり。
時折、ふたりを通り過ぎる乗用車のテールランプが赤く光り、減速する。
車の中の男が何か珍しいものでも見るかのように、しばらく停止して、そして排気音と共に去ってゆく。
ふたりの姿が奇妙に見えるのかもしれない。




投稿者:じだ 2010/7/6(火) 1:58:14 No.3250 [pcjj9NsqvpOwE]


沙奈の柔肌が、街の中ではいっそう映えてみえていた。
フリルのついた、くびもとから裾にかけてのボタンぐちは全て外され、愛撫されるのを待ちきれないとでもいっているようなふたつの乳頭が、歩きながら不安定な動きをする生地で見え隠れしている。
さらりと肩にかかる、ながい黒髪の隙間には、赤い皮製の首輪についてある銀色の鋲が光っていた。

「岳雄… チェーンが肌にあたって、冷たい…」
岳雄の足がピタッと止まる。
振り向いた岳雄は、冷たいのか?と言いながら沙奈の目のまえに近寄り、手に持つたるんだ鎖をさらに乳房にあてがった。
鳥肌を立てた沙奈の乳房の谷間から、ツゥーっと鎖が転がり、色素の濃い乳首にひっかかる。
もぞもぞと身を捩じらせ、うつむいた沙奈に「こっち見ていろ。」と、あごを掴み、目をトロンさせた瞳を見つめながら執拗に鎖の愛撫は続く。

「赤い首輪、とても似合ってるよ… 本当に綺麗だ。仕事中も、着けてくれるか?」
冗談で言っているだろうが、岳雄の顔は真剣そのものだった。
「クビになっちゃうよ…」
岳雄は硬くふくらんだ沙奈の乳首を指先で摘み上げながら、そうだよな、と残念がった。

「沙奈。」と、呼びかける岳雄。
遠くから聞こえる女の声。
若い女のようだった。
「歩こうか…」 岳雄はチェーンを曳いた。
声が近づくにつれ、沙奈が岳雄の後ろに隠れようとしながら、「服のボタン留めてもいい…?」 と不安げに言う。
「ダメだ。」 冷たく言い放った岳雄は、女たちが歩いてくる側に沙奈をこさせた。
細く整えられた眉尻がハの字にさがり、ヤダよ…と呟きながら渋々ついて歩く沙奈の光景に、岳雄はくちもとを緩めていた。

キャバクラ終りだろうか。みるからに派手なハタチ前後の二人の女は、こんな夜更けにテンションの高い声をあげていた。
一瞬、深い沈黙のあと、
「………なに、あれ。」
しがれた声の女が言った。
「プレイだよ、プレイ。あんなことして、楽しんでるんだよ。」
二人の女の会話は、沙奈と岳雄にはっきりと聞き取れた。
「うっそっ。 オッパイもまん毛も丸見えだよ、あれ変態だろ……」
しがれた声の女は、チェーンで繋がれた沙奈を化け物でも見ているような顔をしていた。
「ちょっと、聞こえるって…。 だけど、わたしは結構あんな事してみたいかも…」
「おまえキモい。」
下卑た笑い声が一気に拡がった。
高笑いしながらも、通り過ぎる沙奈たちをいつまでも興味津々に振りかえって見る二人の女。
笑い声が聞こえなくなった後も、きついフローラルの香りだけが漂っていた。

服でカラダをくるむようにして、「岳雄… もう帰ろうよ…。」 同姓から嘲笑われて情けなくなったのか、かぼそい声の沙奈の瞳がすこし潤んでみえる。
「変態なんて言われちゃったもんな。」
「そうだよ… わたしたち、変態なんかじゃないよね…?」
プンプン怒りながら口を尖らせている沙奈に、オレたちは普通には見えないよ、と岳雄は分厚い手であたまをやさしく撫でなぐさめた。


投稿者:じだ 2010/7/6(火) 2:00:22 No.3251 [pcjj9NsqvpOwE]


「本当にそろそろ帰ろうよ… トイレもいきたいし…」
「まだ、出掛けてきたばっかりだろ。 トイレくらい家で済ませてこいよ。」
「……だって、家を出るとき岳雄がいそがせるんだもん」
「しょうがないな… じゃあ、ここでしろ。」
ますます口を尖らせる沙奈に、まるで幼い子供に用を足させるように岳雄はいう。
「……ここで、……するの?」
沙奈はドキっとした。こういう事をしているときの岳雄は、沙奈が嫌がれば嫌がるほどしつこくなる。まるで楽しんでいるように。
このまま我慢するしかないかと考えたが、尿意がそれを許しそうもない。

「お願い、コンビニか公園のトイレいかせて…」
「どっちがしたいんだよ。 おおきいほうか、ションベンか。」
「どっちって…、オシッコだけど…。」
「じゃあ、ここで出来るよな。」
「………できるわけないょ」
「昼間は澄ました顔をして仕事をしているおまえが、こんなところで小便なんかしている恥ずかしい姿で、オレを昂ぶらせてくれ。」
「そうゆうの見て嬉しいの?」
「あたりまえだろ…」
……わたしをみて岳雄が悦んでくれると思うと、悪い気はしなかった。
でも、こんなところでするなんて…

「ちょっ… ちょっと、ヤダ…」 岳雄にリードをひかれ、無理やりしゃがみ込まされた。
尿で汚れてはいけないと、岳雄は服も脱げという。
「おしっこするのに服を脱ぐ大人なんて、みたことないよ…」
「いいから、はやく脱げ。 小便したいんだろ…」
ボタンをはずしてあるワンピースは岳雄に簡単に脱がされた。

………わたし、なんて格好してるの。
大通りの歩道脇のアスファルトに、裸で首輪を繋がれ、しゃがみ込んでいる自分が信じられなかった。
「いいぞ… 小便だしても。」 上から見下ろす岳雄が、まるで自分の飼い犬を見ている表情のように思えた。
本当に岳雄はわたしを想ってくれているのだろうか…
大事に想うひとにこんな事をさせたいのだろうか…
虚しさと、羞恥心が沙奈の胸のおくを渦巻いていた。

ビタッ…。 ビタッ ビタッ ビタッ ビタッ………
静まり返った空間を、尿がアスファルトに叩きつける音がうるさいほど聴こえていた。
「沙奈。 みられてるぞ…」
「ヒャッ! ………やぁだ…」
すこしはなれた車道の路肩に、空車のランプが点灯したタクシーがスモールライトにおとしてして停車していた。
こんな場所で客待ちするはずもなく、暗い車内は運転手がひとり、ガラス窓の隙間から蒼白いタバコの煙を吐いていた。
「ヤダッ…… みてるの?」 沙奈はプルプルと脚に力をいれ、股を必死に閉じようとするが膝を抱きかかえることしかできない。
「岳雄… とまらない! オシッコ止まらないよ……」
もう、自分が何処にいるのか判らなくなるくらい、沙奈は頭の中が真っ白になっていた。
「止めなくていいよ。 でも、恥ずかしいよな…」
リードを持ったまま、しゃがみ込んだ岳雄が股の中を覗き込む。
「脚、閉じてたら視にくいだろ… もっと拡げような。」
「なにっ なにするの…」
後ろにまわってきた岳雄は、両手をつかって左右の膝を抱え込み、沙奈の脚はM字に大きくひらかれた。
「ヤッ! やめてよっ! こんなの運転手さんにまるみえじゃない…」

すると、タクシーのヘッドライトが、パカッ! と点灯した。停車したまま、運転手は吸っていたタバコを車道に投げ捨て、二本目のタバコに火をつけた。
薄暗い歩道に、沙奈の美しい肢体が白いヘッドライトで光り輝いていた。
眩しいほど照らされた乳房をすぼめるように腕で隠し、踵の高いサンダルで爪先立ちにしゃがみ、M字にひろげられた艶やかな腿。美しいラインのふくらはぎ。そして黒い茂みの下にパックリとひらいたグロテスクな花びらから、勢いよくほとばしる尿。 まるでスポットライトに演出された、羞恥のオブジェのようだった。
「沙奈、よくみえるよ… いやらしいね。」
沙奈は身体を硬直させ、垂れた髪で顔を隠すように斜に俯きながら、はやく止まって…と、呟いている。
ようやく、尿がおさまりかけ、
「岳雄… そういえば、紙がない…」 もう、泣きそうな声だった。
「ティッシュなんて持ってこなかったな。 オレが手で拭いてやるよ。」
「ぃやだっ…汚い…」
「帰ったらちゃんと小便臭いの、きれいに舐めてやるから。」
「……………」

岳雄の手が、口をひらいた淫唇にむかって伸びてくる。
アナルのあたりに指があてられ、ゆっくりと恥丘のほうに掌がうごいていき、途中で、ピタっと手が止まった。
「沙奈… 感じてたのか?」
キラリと光る掌をみせられ、そこには尿のほかに明らかに白く濁った液体が、べっとりと付いていた。
「………ごめんなさい。」
なぜこんな言葉をくちにしたのか沙奈自身、判らなかった。
「悪い子だね…」
うしろから顔をのぞかせ岳雄が微笑した。
背中には、岳雄のあたたかく硬い感触があたっていた。



投稿者:じだ 2010/7/6(火) 2:02:01 No.3252 [pcjj9NsqvpOwE]


岳雄に服を着せられると、見せ物はもう終りかと言わんばかりに、さっさとタクシーが立ち去っていく。
「さぁ、帰ろうか。」
………えっ! 帰るの。
「帰ろうかって、帰れないからここでオシッコしたんでしょ?」
「もう、すっきりしたろ。注射器とグリセリン、通販で買っておいたよ…」
「すっきりしたろって、意味わかんないよ。」
「さあ、とっとと帰って浣腸だ、浣腸。」
沙奈は自分の排泄物の、あの臭いを嗅がれることを想像した。すると、今までの不安や不満が爆発しそうだった。
「何考えてんの。絶対イヤ! だいたい好きな女のそうゆうの見たいと思うわけ、男は!」
「男はみんな思う!口に出さないだけだ。」
「嘘っ! そんなの岳雄だけ! で、何?注射器。グリセリン? 岳雄の変態ごっこにつきあってらんない。」
「変態はおまえもだろ…」
「ちがう! あたしは岳雄の趣味につきあって、あ・げ・て・る・の!」

夜が明けようとしているこんな時間に、首輪を着けた女と、チェーンをひく男が、浣腸だ、グリセリンだと声をあげ、言い争いをしている。
前からくる自転車の新聞少年が、こんなひと達と関わりたくないとでもいっているかのように、顔を背けてペダルを急いでこぎながら通り過ぎていく。
急いでこぐ拍子に、かごから新聞を一部落ちたのに気づいた沙奈が、「落ちましたよ。 新聞。」 と拾いながら少年のほうを向くと、「いっ いいです! いらないです。」まるで怖がっているように去っていった。

……やっぱ、おまえも変態だよ。 岳雄は呟いた。
青くかわりつつある空に、ぽつぽつと雨が降りはじめ、いつまでもカラスが鳴いていた。


信号機の色が青に変わった。
6車線大通りをいっせいに車が加速してゆく。
朝の忙しない時間を、ひっきりなしに車がはしっていた。
歩道脇に踏みつけられた、雨にふやけた新聞を尻目に、傘をさしたサラリーマンやOLたちが足早に歩いていた。




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