妄想
投稿者:四葉
2011/10/9(日) 18:03:45 No.3505
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「私、先にシャワー浴びちゃうね?」 『井隅さん今日、汗だくだったもんね(笑)』 「何で私だけなの?真美ちゃんとか斉藤さんなんて涼しい顔して…」 『あはは(笑)』 「あははって……四谷君は社員なんだからね?」 「もっと私達パートに厳しくなって貰いたいわよ…」 『あ、井隅さん早くシャワー浴びないと時間無くなっちゃうよ?』 「んもぉ......」
今、シャワーに向かった彼女は俺の勤める会社でパートをしている井隅さん。 勿論、この関係を社内で知る人は居ない、2人だけの秘密・・・ お互いが家庭を持つ俺と彼女はこうして少ない時間を密かに作っていた。 と、言うものの彼女とホテルに来るのは今日で2回目だ。
暫くすると彼女がバスローブ姿で現れた。
「お待たせ♪」 『あんなに汗をかいても髪は洗わないの?』 「当然じゃない、臭いとか家に持ち込んだら旦那が怪しむでしょ?」 『臭いなんて分かるかぁ?』 「そりゃぁ、分かるか分からないけど…心配なのっ!」 「だから体もボディソープは使わないでシャワーで流すだけだもん」 『賢いと言うか何と言うか…』 「でも、四谷君だって同じだよ?」 「石鹸の香りとかさせて家に帰ると奥さん怪しむよ?」 「女の方が臭いには敏感なんだから気を付けないと!」 『家は平気だって〜会社にシャワーあるって知ってるしさ』 『と、言う訳で〜俺はしっかり洗って来るよ(笑)』
そしてシャワーを浴び終えた俺が開いた扉の音に彼女はビクっと驚く態度を取った。
『どうしたの?そんな驚いて…なんかあった??」 「あのね…四谷君、さっきフロントの人が来てそれ置いて行ったんだけど……」
ベッドの上で俯きながら彼女はテーブルの上に置かれた箱を指差した。
『ああ、届いたんだ。さっき井隅さんがシャワー浴びてる間に買ったんだ』 「買ったってこれって……」 『もしかしたら井隅さんってこう言うの好きなんじゃないかなぁって思って』 「なっっ!?す、好きって……わ、私………は…」
俺と視線を合わせようとしない彼女・・
『あれ?もしかして、こう言ったのって嫌いだったとか??』 「す、好きとか嫌い…とかじゃなくて………」 『そっか…要するに〜今までされた事が無いんでしょ?手錠………』 「あ、ある訳ないでしょっ!」 『そんな大きな声出さなくても(笑)で、されて見たかったとかは?』 「…………………」 『否定すらしないって事は、願望はあったって事だよね?』 「ちょっと…だけ………」 『はい?何だって??』 「もっ、もぉっ!四谷君ってこんなに意地悪な人だったの…?」 『あはは(笑)井隅さん恥しがってるんだ?』 「だって…こんな物を用意されてるんだもん……」 『じゃぁ〜使うの止める?』 「え??」 『じゃぁ〜使う?』 「………………」
彼女は口を閉ざし、手錠を使用する事の返事を返して来なかった。 手錠をする事に悩んでいるのか、恥しく使う事を口に出せないのか少し俺達の間に沈黙の時間があった。 俺は彼女の元へ歩み、キスをした。
「んんっ......」
彼女の口の中に舌を伸ばすと彼女の舌も俺の舌に向け伸びて来た。 お互いが舌で円を描くように動かす・・ 2人の唇が重なり合う中では舌と舌が合わさり、唾液が混じり合わされる。 性欲を更に掻き立てる音が唇から出来た隙間から発してくる。 俺は唇を重ねたまま、彼女の着ているバスローブを肩から下げ降ろした。 ローブの下からは、下着を身に着けていない彼女の形良い乳房が狭い視界へ入った。 唇を重ね続けながら俺は彼女の手を取り、それを背後へ持って行った。 同じように、もう片方の手も背後に運ぶ。
ガチャ・・・
「え!?」
俺は彼女、井隅さんの片方の手首に手錠を掛けた。 そして閉じていた彼女の目が大きく見開いた瞬間、もう片方の手首へも手錠を掛けた。
ガチャ・・・・・
「ちょっ、、よ、四谷君?えっ??」
背後に運ばれた手を動かし、掛けられた手錠の鎖がガチャガチャと音を立てる。 少し動揺を見せる彼女の耳元へ俺は首を傾けた。
『願望…だったんだよね?』 『こう言う事…ずっとされたかったんだよね………』 『黙ってても直ぐに分かったよ…井隅さん………』
※ ごめんなさい。 此処で一旦、休憩です(笑) いやぁ、全然ダメダメっす・・・・・・ ですが、ちゃんと最後まで書き切ります! 久々の復帰と言う事で、ちょいと大目に見てやって下さいな♪
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