チャとも その3
アッコさん、ありがとう。 そして、他にメールくれた人もありがと♪ メールをくれたら先行で話を送ってあげるよ^^
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「すごいおいしそうにくわえるね。もっとおいしそうな表情をして?」
そう言われると今の私にとって最高のデザートを存分に味わった。
「・・・はぁ・・・・・ジュル・・・チュ・・・・」
男のペニスに集中しすぎて、男の行動を注意するのを怠った。
頭の上で、カシャという音が聞こえた。 それは耳に良くするスマホのシャッター音だ。 ハッとし咄嗟に振り向くと、男がにやけた顔をしスマホのレンズを私の顔に剥けていた。
「お、上手に撮れたよ。ほら?見る?」
スマホの画面を覗き込むと、私が男のペニスをくわえている様子が見事に撮影されていた。 斜め上から撮影しているせいで、顔の全容は分からないが、くわえている口元がばっちりと写っていた。
「いや、そんなの消して?」
男が下卑た笑みを浮かべた。
「おまえは今日で生まれ変わるんだよ。新生のMにね。今日は俺の言うとおりにしな。俺のが欲しいんだろ?」
そう言ってスマホを操作する男を諫めた。
「え?待って?何するの?」 「この写真はおまえって分からないだろ?・・・・ほら?もう終わったよ。」 「何したの!?」
男は自慢するかのようにスマホの画面を私に向けた。 その画面は見慣れたアダルト掲示板が表示されていた。 そして、先ほどの写真がアップロードされている。
「え!?なに?まさかアップしたの?」
男がニヤリとこれまでに無い下卑た笑みを浮かべた。
「そうさ。面白いだろ? おまえさ、下着姿とかよくアップしてるだろ?その掲示板にアップしたよ。おまえのファンが見たらなんて思うかな?」
画面を良く見ると、”マミのフェラ”というタイトルと共にアップロードされている。 丁寧に私のIDまで併記してあった。 私が否定しない限り、私がアップロードしたと思われるだろう。 最初はショックだったが、良く見ると人物を特定できるほど顔が写っている分けでは無い。 少し落ち着いた今、興奮し高揚していることに気がついた。 私の性生活、いや私の本当の姿を不特定多数に見られる。 そう思うと、心臓がドキドキと興奮した。
男が楽しそうな声を上げた。
「お!早速コメントが来てるぞ。本当にマミさんなのか?だって。本当だって言ってやる。」 男が口に出しながらスマホを操作した。
「お、れ、が、写、し、た、っと。」
私は自分のスマホをバッグの中から取り出すと、いつもの掲示板サイトにアクセスした。 予想以上に続々とコメントが書き込まれていた。
かず:ほんとにマミさんなの? たっくん:俺が写した。今してるところ。 マイク:ホントに!?マミさんとしてるの?
この時、これがあんなことを引き起こしてしまうなんて、思いもよらなかった。
つづく
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