『・・・・・・凄ぃ・・・』
微かにだが女の声が・・・そして、女の息遣いが荒くなっているのがわかった。 どうやら女は、俺のスウェットパンツ越しに勃起したチンコを見ているようだった。 やがて女は自分の胸を弄っていた手を、ゆっくりと俺のチンコへと移動させる・・。 そして、指先でそっと、スウェットパンツ越しに俺のチンコをなぞり始める。 まるで焦らされているようだ。
心の中で激しい葛藤が生じる・・・。
(もし、このまま黙って俺も女の胸を触ったら・・・横で寝ている男に助けを求められ、痴漢扱いされる だろうか・・・) (もし、ここで話しかけたら女は驚いて途中で行為を止めてしまうだろうか・・・ただでさえ、女に話し 掛けるのは苦手なのに)
我慢の限界だった。
『・・・触っていい?』
勇気を出して小さな声で話しかけた。 案の定、女は驚き動きが一瞬止まった。
(やっぱり、ダメか・・・)
それでも聞き返してみる。
『俺も・・・触っていい?』
暫くの沈黙の後・・・女はこちらを見ることもなく、ゆっくりと頷いた。 まさかの展開に呆然としていると、女はチンコをなぞっていた手で俺の手を掴むと、自らの胸へと導いた。
初めて触る女の胸・・こんなに柔らかいとは思ってなかった。 思わず力が入って鷲掴みにする。
『いっ!・・・もっと・・・優しく』
女の声に従いそっと乳首を弄った。
『んっ・・・そう』
女の声がAVのように、いやらしい声になっていく。
『直接・・・触るね。』
そういうと、女は俺のパンツの中に手を入れてチンコを扱きだした。
『俺も・・・下いい?』
女は再び俺の手を掴み、自分のショーツの中へと導く・・・。
驚いた。そこはナメコのようにヌルヌルとしている。何か塗っているのか?
それでも訳も判らずヌルヌルしたところを指でなぞり続けた。
『あぁ・・そぅ・・いいよ。やさしく・・』
女が体をくねらせる。思わず、
『い・・入れてみたい。』
と言ってしまった。女は首を横に振り、
『だめ・・我慢して』
というと、いきなり顔をこちらに向け、唇を重ね、舌を入れてきた。 絡み合う舌・・・。俺のチンコをしっかりと握った女の手の動きが一層早くなる。 俺も負けじと、ヌルヌルした筋の中で、小さなおできのようにでっぱった部分を集中的に擦り続けた。
『そこっ・・・クリッ!・・・いぃっ』
声を殺して悶える女。 我慢の限界を超えた俺は、
『あの・・・精子がで・・・でちゃいそう』
女はチンコを扱いてる反対の手で俺のはちきれんばかりに勃起したチンコの亀頭部分を手で覆う。
『っ!!!!』
俺の精子は女の手の中に一滴残らず放出された。 女も体を暫く痙攣させていたが、手に放出された精子を綺麗にティッシュで拭き取ると、俺のチンコ もティッシュで拭いてくれた。そして、なぜかびっしょりになっていた女の股間を弄っていたいた俺 の手も綺麗に拭き取ってくれた。 礼を言うことすら恥ずかしく感じた俺は、すぐに女に背を向け、眠りについた。
その後の〇〇島で友人と何をして過ごしたのか、丸で記憶にない・・・。
ただ、その女とは帰りのフェリーでも会うことはなく、それっきりとなった。
(おわり)
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