夏の思い出
投稿者:バーグ
2006/09/19(火) 16:13 No.495
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私もお邪魔します。こんなのどうですか?
その1
ずぶ濡れになって美紀は、女子テニス部の部室に戻ってきた。 来年受験のため、夏休みも学校の補習に出ている美紀だが、今日は 気分転換のために、補習後、テニスウェアに着替え、一人で 壁打ちをしていたのだった。 そこへ、突然、夕立が襲ったのだ。
「まったく・・・」 美紀は、ひとりブツブツ言いながらウェアを脱ぎ始めた。 下着までぐっしょりと濡れていた。
「あれ?」 いつもはそれなりに綺麗に整理されている部室だが、椅子の上に誰かの スポーツタオルが丸まっている。しかも、デザインからそれは明らかに 男性用であった。
「誰の・・・?」 そう思って、人差し指と親指で摘み上げてみて、美紀は「あっ」と 小さく声を上げた。 ”T・マサシ”と端に書いてある。「マサシ・・・クン?」 マサシは同学年で男子テニス部であり、密かに美紀が好意を寄せている男子である。 そして、毎晩、マサシのまだ見たことのない逞しいモノに貫かれることを 想像しながら、オナニーをしているいわば、オナペットでもある。 そのマサシのスポーツタオルが、なぜか今手にしているのだ。 少し湿った感じから、そのタオルで汗を拭いた形跡があり、よく臭いを かいでみると、明らかに汗の青い酸っぱさのある臭いが、鼻を刺激した。
次の瞬間、美紀は部室の鍵を中からカチャンと閉めた。
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