罠 (レス有り)
投稿者:ひでき
2009/5/9(土) 0:57:46 No.1882 [レスを付ける]
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一時間程の残業を済まし、電車に乗り継いだ。 中途半端な時間のせいか、座席に座る事が出来る程、車内は空いていた。 車両の端に仕事帰りのOL風な女性が立ち、その隣にスーツを着た会社員らしき男が立っていた。 人が疎らな車両の隅で男女2人が立っているのが不自然に思えた。 決して友達や恋人同士と取れない不自然な立ち位置。 鞄をしっかり握り締め、顔は俯いている女性。 その女性の背後に身体を密着させ、男はこの人の少ない中、大胆にも痴漢行為を働いていたのだった。 俺は座りながら二人を唯、眺めていた。 男の手は完全に女性の履くスカートの中へ入り込ませいる。 怯えているのか女性は全く抵抗する姿勢を見せず、卑劣な男の手を自由にさせていた。 無抵抗を良い事に、男の手は更にエスカレートさせ、俺が見ている前でスカートを堂々と捲くり上げ、 スットッキングの中へ手を入れ出した。 男の手が下着の上からなのか、それとも直に触れているのか定かではないが、 女性は今にも膝から崩れ落ちそうな程、脚を震わせていた。 俺はその場で立ち上り、ふぅ・・軽く深呼吸をし、2人に歩み寄った。 電車が駅に着き停車したと同時に俺は身体を2人の間に突っ込み、女性の肩を抱き寄せ電車から下ろした。 扉が閉り、電車は発車しても、抱き寄せた女性の肩は震えていた。 『大丈夫ですか?』 震わせた声で何かを言っているが俺には聞き取れなかった。 『ちょっと待ってて下さいね』 俺は近くにあった自販機で水を買って女性に差し出した。 『そこに座って、これ少し飲んで落ち着きましょう』 女性はベンチへ座り渡された水を軽く口に含んだ。 暫く沈黙が続いたが、ここで女性の口が開いた。 「あ、あの……どうもありがとう御座いました…」 『そんなお礼を言われる事はしてませんよ。それより〜少し落ち着きました?』 「は、はい…」 『えっと、勝手に下ろしちゃったけど〜駅って此処じゃなかったですよね?』 「此処です・・」 『そうなんですか?俺も何で本当、良かったです。あ、家は近いですか?』 「は、はい…歩いて直ぐの所です……」 『そっかぁ、もし良かったら途中までお送りしましょうか?心細いでしょうし・・』 『もしかして余計なお世話だったかな?』 「い、いえそんな事ありません。夜道ですし、まだ怖くて…」 そして、俺は女性の済むマンションまで送る事になった。 「私の家、此処なんです」 『そっか。じゃぁもう1人で大丈夫ですね。では気を付けて下さいね』 「・・・・・・・・・・・あ、あの!」 『ん?どうしました??』 「部屋まで…あ、の・・家に少し寄って貰えませんか……」 『!?』 「1人だと…心細くて……あっ、ご、ごめんなさい。駄目ですよね…」 『……駄目じゃないですよ。俺、ずっとトイレ我慢してたから(笑)』 エレベーターに乗り、女性の部屋に招かれた。 「あ、おトイレはそこです」 『アハハ、ありがとう』 俺が用を済ませ出て来ると小さなテーブルの上にコーヒーが入れてあった。 「どうぞ。招いてこんな物しか用意出来なくて申し訳ないですけど…」 『そんな気を使って頂かなくても』 コーヒーを飲み、俺は女性に自己紹介を兼ね、名前を教えた。 『俺は〜高梨。高梨英喜って言います』 「高梨サン…あ、私は清水絵里です。本当に今日はありがとう御座いました」 『そんな〜もう良いですってばぁ。このままだと後何回謝るんだい?笑』 「・・・・・・・・・」 家に着いても俺から目を反らす彼女。よく見ると、まだ肩を微かに震わせていた。 俺は何も言わず、彼女の隣に座り、そっと肩を抱き寄せた。 抱き寄せた肩をトン・・トン・・・と、もう大丈夫だよ!安心していいからね!!と心の中で語り掛ける。 寄り添いながら彼女は俺を見上げ、そして、目を閉じる・・・ 彼女の薄い唇へ俺は思わず軽く唇を重ねた・・・ 『ご、ごめん…』 「ううん……」 彼女の言葉を聞き、俺は再び唇を重ねた。 時間を掛けた接吻・・唇を重ね合わせるだけの長い接吻をする。 お互いの衣服を脱ぎ去り、後ろのベッドで肌と肌を絡め合う。 滑らかな彼女の肌と俺の肌が触れ合い、お互いの敏感な部分を触れ合う。 若干小さめの彼女の胸は柔らかく、そして敏感だった。 胸を揉み、尖らせる先端を舌先で触れると彼女の口から甘い吐息が漏れる・・ 彼女の手は俺の硬くなったモノに触れ、握り始めた。 俺も彼女の陰部へ手を伸ばし、指先を使って陰部を刺激する。 お互いの敏感な部分を刺激しあう2人・・・ 『良いの?』 俺の言葉に黙って頷く彼女。 俺は彼女の脚を開き、硬くなったモノを彼女が薄っすらと潤す陰部へ押し込んだ・・・ 彼女の脚は俺の腰へ巻き付け、両腕は俺の肩に廻し、しがみ付く格好になる。 肌蹴た布団を掛け直し、俺は彼女の中を刺激する・・ 俺の耳元で控えめな彼女の喘ぎ声が響く・・・ 彼女は指先を立て俺の背に爪跡が残る程、強く食い込ませる。 「はぁはぁはぁ......」 控えめな彼女の声が変化する。 「はぁはぁはぁ...ぁっ......ぁっ、ぁっ、ぁぁっ...」 そして、俺の興奮も高まり、絶頂が訪れる。 彼女の指先、そして脚に入った力が更にに強まった。 俺は彼女の中から抜き出し、慌てて彼女の腹部へ絶頂間際のモノを向けた。 そのまま一気に大量の精子を腹部へ射精した。 射精を済ませ、彼女へ後戯を丁寧にしてあげるて気付いた。 『あ!終電!!』 「あ、間に合います?」 『多分。ごめん、俺帰ります。また・・明日来ても良いかな?』 「うん」 俺は急いで着替え、横たわる彼女へキスをして家を後にする。 駅に向かう途中俺は携帯電話を取り出し電話をした。 『あ、俺だけど…………』
大人しい展開でしたね(6 ̄  ̄) 続きはブラックな展開に・・・
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